ゲームのブログ

都内で働く、とあるゲームプロデューサーのブログ

「伝説のオウガバトル」を買ったので、日本のRTSを調べてみた

また神ゲーを買ってしまった。オリジナルのハードで。


伝説のオウガバトル」を買った。268円(税別)で。
定価9,800(税別)が268円(税別)とは、よい時代になったものだ。

 

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当時、「伝説のオウガバトル」をRTSと認知して遊んでたかどうか微妙だけど、伝説のオウガバトルは、日本ではじめてヒットしたRTS、という印象が強い。

  

というわけで、日本のRTSについて調べてみた。

 

RTSリアルタイムストラテジー。北米や欧州で人気のジャンルで、PCのゲームが多いのは、マウス操作との相性がいいから(FPSと同じイメージ)。

 

1995年~1997年にかけてリリースされたウォークラフト、コマンド&コンカー、エイジ・オブ・エンパイアのヒットで一大勢力となったジャンル。

 

 

あまりゲームに詳しくない人ならエイジ・オブ・エンパイアくらいしか聞いたことがないと思うけど、どのタイトルも海外ではドラクエ並みに有名だったりする。

 

では、日本で伝説のオウガバトル以前にRTSがなかったかというと、半熟英雄スクウェア/1988年)があった。公式には「リアルタイムシミュレーションロールプレイングゲーム」といっているが、その仕組みはRTS

 

 

初代と2の販売本数が調べても出てこないのだけど、あまり売れなかったようだ。となると、やはり日本ではじめてヒットしたRTSは「伝説のオウガバトル」、というのは正しい。

 

 

オウガバトルシリーズのプロデューサーは松野泰己。彼は、タクティクスオウガがマスターアップすると、発売を待たずクエストを退社。スクウェアに入社し、そこで「ファイナルファンタジータクティクス」を作る。

 

 

これが日本でもっとも売れたRTSオウガバトル~タクティクス以外でRTSを探してみると、これが意外に見つからない。ほかに何かあれば教えてください。

 

 

オウガバトル、FFタクティクスを生んだ松野泰己は、現在、Kickstarterで資金を調達し「アンサング・ストーリー」を開発中。楽しみ。

 

www.4gamer.net

 

世界観とストーリーは松野泰己、キャラクターデザインは吉田明彦、さらに音楽は崎元仁が参加。オウガバトルのラインナップが揃ったとあれば期待が高まる。

 

www.gamecast-blog.com

 

というわけで、松野泰己は日本を代表するRTSジャンルの第一人者であり、伝説のオウガバトル、FFタクティクスが日本を代表するRTSなのだ、というまとめでした。