LoLとかLoVAとかWLWとかMOBAが盛り上がっているので、いまやっておくべきRTSを調べてみた
4月だけど暖かい、こんな日はビール片手にe-sports。
ここのところ、いろいろなところでMOBA(マルチプレイ・オンライン・バトル・アリーナ)が盛り上がっている。なので、どんなゲームが盛り上がっているのか調べてみた。
最初はPC系、なかでも日本でサービスされているタイトルから。
CHAOS HEROES ONLINE(カオス・ヒーローズ・オンライン)
・概要
・略称:CHO
・サービス形態:F2P
・サービス開始:2013年4月16日
・プレイ人数:最大10人(5vs5)
・開発:Neoact(韓国)→SESISOFT(韓国)
・日本運営:セガゲームス
・特徴
・1ゲームに時間制限がある(50分)
・2015年5月29日に運営移管。セガゲームスからSESISOFTへ
・1プレイは20~50分くらい。わりと長め
・同時接続500人くらいで人がいない。故にマッチングがよくない
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LORD of VERMILION ARENA(ロード オブ ヴァーミリオン アリーナ)
・概要
・略称:LoVA
・サービス形態:F2P
・サービス開始:2015年予定
・プレイ人数:最大14人(7vs7)
・開発:モバイル&ゲームスタジオ
・発売:スクウェア・エニックス
・特徴
・2015年4月21日からCBTを実施
・1ゲームに時間制限がある(15分)
・15分縛り、7VS7のため、試合展開がスピーディー(ただし、ぶっぱ気味)
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絶対に“Pay-to-Win”にはしません――「LORD of VERMILION ARENA」のαテスト直後にゲームの方向性からサービス形態まで開発陣に詳しく聞いてみた
カオスヒーローズオンラインは残念なことになっちゃったようだ。同期対戦のゲームで人がいなくてマッチングできないのは厳しいね。ヴァーミリオンは、短時間プレイでぶっぱ気味ではあるけれど、それくらいが日本のユーザーにはちょうどいいのかも。
続いて北米。
League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)
・概要
・略称:LoL
・サービス形態:F2P
・サービス開始:2009年10月27日
・プレイ人数:最大10人(5vs5)
・開発:Riot Games
・特徴
・世界で最もプレイヤー数の多いPCゲーム
・総プレイヤー人口約7,000万人、平均同時接続300万人
・世界の同時接続人数でも第一位だったMMO「WoW」を抜き、世界一に
・日本ユーザーは2010年には1,000人、2011年には7,000人、2012年では30,000人以上
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・概要
・略称:?
・サービス形態:F2P
・サービス開始:2013年7月9日
・プレイ人数:最大10人(5vs5)
・開発:Valve Corporation
・特徴
・基となった『WarCraft3』のBlizzardとは商標問題があったが和解してリリース
・UUが1,000万人を突破、最大同時接続数100万人を突破。Steamで一番人気
・Steamの公開タイトルでは同時接続数100万人を記録した初のタイトルとなる
・1プレイ30分~90分くらい、味方を殺せる(deny)
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「Dota 2」 Steamの最大同時接続数が100万人を記録
今からはじめる『Dota 2』 ― Valveが贈るMOBAの魅力を徹底解説
Blizzard EntertainmentとValve,「DOTA」の商標問題で和解。Blizzardの作品は「Blizzard All-Stars」に名称を変更
・概要
・略称:HoN
・サービス形態:F2P(2010年から2011年7月まではアカウント販売モデル)
・サービス開始:2010年
・プレイ人数:最大10人(5vs5)
・開発:S2 GAME
・特徴
・ライバルタイトル「DOTA2」の全ヒーロー無料への対策からヒーローを解放した
・現在はDota2やLoLのように無料ですべてのヒーローを獲得できる
・DAUは50,000人以上
・概要
・略称:HotS
・サービス形態:F2P(予定)
・サービス開始:2015年6月2日(予定)
・プレイ人数:最大10人(5vs5)
・開発:Blizzard Entertainment
・特徴
・現在CBT、2015年5月19日からOBT
・BlizzardのIPを使用したMOBA
・Diablo、StarCraft、Warcraft、World of Warcraftの4作品からヒーローが参戦
・1プレイが長くても20分程度、ほかのMOBAと比較してかなり短め
・関連記事Blizzardの新作「Heroes of the Storm」は,MOBA初心者にオススメできる入門タイトル。集団戦までの導線が巧妙に仕込まれた本作のプレイレポートをお届け
LoLは、もはや規模感が違いすぎ。HotSがどれくらい追い上げられるのかが興味深い。ただ、どれも間違いなくおもしろいのだけど、日本のユーザーには敷居が高すぎるよね。それはスマフォ界隈のMOBAも同じようで。
・概要
・略称:ベイグロ
・サービス形態:F2P
・サービス開始:2015年4月7日(iOS)
・プレイ人数:最大6人(3vs3)
・開発:SUPER EVIL MEGACORP
・特徴
・Android版はCBT中
・1試合にかかる時間は15~30分。同期対戦なので通信環境は必須
・移動しながら遊ぶ、という、隙間時間的なプレイは難しい
・関連記事タッチでMOBAが遊べるの? iOS「Vainglory」のインプレッションを掲載
「Vainglory」の完成度はまだ10%!? プラクティスモードの拡張や日本声優の起用などは予定されているのか,開発元の主要メンバーに話を聞いた
ベイグロはおもしろいのだけど、がちすぎ。1プレイに30分くらいかかって、当然同期対戦なので通信環境が必要。ついて行ける人が少なそう。もう少し間口を広げてあげてもいいと思うんだけど、そうするとMOBAの良さがなくなるというジレンマ。
最後にアーケード系を見てみると。
・概要
・略称:WLW
・サービス形態:アーケード
・稼働開始:2015年2月19日
・プレイ人数:最大8人(4vs4)
・開発:セガゲームス
・特徴
・特殊なペンデバイスを採用した操作形態
・試合終了後にカードを引ける。引いたカードでデッキを強くしていく
・1プレイはカスタマイズから試合終了後にカードを引くまで約10分
・カードを多く引く場合、チケットの消費が多くなる(多く課金が必要)
・試合中に装備を買ってキャラクターを育てるビルドはない
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・概要
・略称:LoV3
・サービス形態:アーケード
・稼働開始:稼働日は2013年8月22日
・プレイ人数:最大8人(4vs4)
・開発:モバイル&ゲームスタジオ
・発売:スクウェア・エニックス
・特徴
・前作LORD of VERMILION Re:2までとは異なる4vs4のMOBA
・4vs4の形式を取っているが実際には8人制の個人戦
・ゲーム内の行動に基づき獲得できるポイントでランキング1位を目指す
・過去作のカードは今作では使えない
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アーケードMOBAはいいね。ヒーローの仕組みが、アーケードにマッチしてる。格闘ゲームでキャラを選ぶ感覚に近いもの。ガチャに頼った育成に飽き飽きしてるスマデバ界隈、意外とアーケードMOBAに活路があったりして。
意外なことに、コンシューマにMOBAがない。なにかあるのかな。あったら教えてください。